突然、あなたのスマホに『死刑に賛成しますか？ Yes／No』というメッセージが届いたらどうしますか？
同名の人気ウェブ漫画が原作の韓国ドラマ【国民死刑投票】。
悪質な犯罪者たちを対象に国民死刑投票を行い、死刑を執行する正体不明のゲタルと、それを追跡する警察を描く、スピード感あるストーリー展開に一瞬も目が離せません。
あなたは＜国民死刑投票＞に賛成ですか？反対ですか？
【国民死刑投票】あらすじ・画像付きキャスト紹介
出典：SBS公式サイト
韓国ドラマ【国民死刑投票】概要
原題：국민사형투표
英題：The Killing Vote
演出：パク・シヌ
脚本： チョ・ユニョン
エピソード：全12話
放送局：SBS
放送開始日：2023年8月10日
韓国ドラマ【国民死刑投票】あらすじ
悪質な犯罪者たちを対象に国民死刑投票を行い、死刑を執行する正体不明の“犬仮面”。
それを追跡する警察との攻防戦を描く、正義とは何かを問うストーリー。
韓国ドラマ【国民死刑投票】キャスト
パク・ヘジン（キム・ムチャン役）
出典：SBS公式サイト
30代半ば、男性
南部警察庁広域捜査隊所属のチーム長。
頭がよく、機転が効き、捜査能力は最高レベルの組織に適応する力を備えている。
誰もが首を傾げるほど、ムチャンはその華麗なる経歴に不釣り合いな扱いを受けている。
8年前、兄と呼べるほど親密だったクォン・ソクジュの娘が、冷たい死体となって発見された。
証拠は不十分だったが、状況的に犯人は明らかだったので、なんとしても捕まえたかった。
証拠捏造、ムチャンがその瞬間にできる最善の選択だった。
しかし、彼が用意した証拠は、相手弁護士の猛攻によって見事に覆された。
犯人は証拠不十分で無罪となり、その後のクォン・ソクジュの私的復讐に繋がった。
前途有望な法学者の人生は、私の間違った選択のせいで捻じ曲げられたのではないか？
犯罪を防ぐためにした事が、また新たな犯罪者を生んでしまったのではないか？
今日に至るまで、彼は何度も眠れぬ夜を過ごしてきた。
そこで、ムチャンは＜国民死刑投票＞という前代未聞の組織の先頭に立つことを決意する。
過去の間違った選択によって見逃された犯人と、その背後にいる大きな犯人を捕まえるために。
パク・ソンウン（クォン・ソクジュ役）
出典：SBS公式サイト
40代前半、男性
かつて韓国で最も有名な法学者だった。
家柄、優れた知性、好感の持てる外見、上品な話し方。
そんな彼の名声は、8年前に殺人事件の容疑者になったことで地に落ちた。
一人娘殺しの犯人が証拠不十分で釈放された時、彼は自分が説く法治国家の正義が不条理な理想であることに気づいた。
だから彼は自ら犯人を殺した。
いくら被害者の父親とはいえ、残虐の度が過ぎると重い判決が下された。
数え切れないほど称賛された法学教授が、一夜にして長期受刑者になった。
しかし、自ら犯人を殺したことに後悔はない。
刑務所内では刑務所長の法的問題を解決する代わりに、個室で刑期を全うするという贅沢を満喫している。
そんなソクジュは、受刑者の勉強や進路、愚痴などの相談を受ける『教祖』のような存在になった。
＜国民死刑投票＞を行う組織の裏にソクジュの影を感じる。
イム・ジヨン（チュ・ヒョン役）
出典：SBS公式サイト
20代後半、女性
本部サイバー捜査局5年目警部補。
セキュリティの専門家として活躍し、警察の特別採用にも一発合格したチュ・ヒョンは、将来を嘱望される存在だった。
有名国会議員のホームページが、DDoS攻撃で麻痺していることを知ったチュ・ヒョン。
記者の説得が彼女の心を動かし、メディアは「DDoS攻撃」の真相を報道した。
隠れた情報提供者であり続けようとするチュ・ヒョンの意思とは裏腹に、記者は彼女を警察組織の腐敗を晴らす救世主と評した。
そのおかげでチュ・ヒョンは『正義の警察』の称号を得た。
以来、署内では誰からも仕事を与えられず、食事に誘われることもなく、話しかけられることもなくなった。
かつてサイバー捜査班のエースだった彼女は、警察の裏切り者になった。
過去に飲酒運転事故で両親を亡くしたチュ・ヒョンは、弟の世話もしている。
このクソみたいな世の中は、罪のない被害者ではなく、加害者を優遇する。
証拠不十分で、飲酒運転は単なる居眠り運転事件として結論づけられた。
被害者はいても加害者はいない世界。
執念と天性の触覚、情報の行間を読む分析力を持つチュ・ヒョンは国民死刑特別捜査本部に入る。
どんなデータよりも分析が難しいキム・ムチャンとクォン・ソクジュ、二人の妙な緊張感が彼女の触覚を刺激する。
キム・ムチャンの周辺人物
シン・ジョングン（チェ・ジンス役）
出典：SBS公式サイト
50代, 男性
殺人課20年のベテラン警部補。
変人ではあるが、不思議なほど容疑者との会話がうまい。
話をよく聞き、信頼関係を築く天才だ。
いつもムチャンとコンビを組み、良い警官、悪い警官の尋問テクニックを駆使する。
ムチャンを見ていると、ああいう人間が警察のトップになるべきだ、と思うことがある。
コ・ゴンハン（キム・ジョダン役）
出典：SBS公式サイト
20代、男性
中央署サイバー捜査局警部補。
KISA、警察庁、国家情報院が主催する各種ハッキング防衛コンテストで優勝を独占した実力者。
元ホワイトハットハッカーで、警察庁に採用された。
昼夜逆転（昼間は寝て、夜通し働く）。
世の中のあらゆるものの好き嫌いがハッキリしていて、他人を気にせず、我が道を行くお手本。
コンピューターゲーム感覚でサイバー犯罪者を捕まえては、限定スニーカーを買うために徹夜で並ぶ。
オ・ハニ（カン・ユンジ役）
出典：SBS公式サイト
20代、女性
南部庁広域捜査隊所属の警察官。
武道のスペシャルとしてオリンピックで金メダルを獲得したテコンドー代表選手。
過去に、DV容疑者に対する暴行容疑で不当逮捕されたが、この時、ムチャンに抜擢されチームに入った。
おかげで、起訴猶予処分の獲得に成功する。
以来、ムチャンに忠誠を誓い左腕となる。
クォン・ドヒョン（パン・サンジェ役）
出典：SBS公式サイト
30代、男性
南部庁広域捜査隊の隊長
何となく行動を見ると、警察官としての義務を忘れた自由人のようだ。
香ばしい方言と気性の荒さから、時には事件を起こすこともある。
にこやかで明るい性格で、どんな状況でも常に自信と余裕を忘れない。
現在、南部庁広域捜査隊の隊長を任されている。
前任の隊長から賄賂を押し付けられていた頃、ムチャンの目に止まりチームに入った。
以来、ムチャンの右腕となっている。
クォン・ソクジュの周辺人物
キム・ユリ（ミン・ジヨン役）
出典：SBS公式サイト
40代前半、女性
私学財団を経営する両親は、学歴も美貌も超一流。
いくら財閥とはいえ、2人の息子を持つ男と再婚したときは誰もが疑問を抱いた。
しかし、夫の財産と両親のコネを手に入れた彼女は、政財界を縦横無尽に網羅し力をつけていく。
そして、ついに次期大統領候補として取り沙汰されるまでになった。
彼女の成功の秘訣は、相手が誰であろうと、どんな状況であろうと、一瞬一瞬ベストを尽くすこと。
だからこそ、彼女は＜国民死刑投票＞というシステムを切望する。
一番簡単に国民の信頼を勝ち取ることができる方法だ。
先頭に立つ者は、道徳的中立を保てる者だけがそれに値すると考えている。
それさえできれば、それは最も完璧で最大の煽動手段になり得る。
しかし、子供はいつも母親の弱みになる。
息子であるミンスが彼女にとってそうであるように。
キム・グォン（イ・ミンス役）
出典：SBS公式サイト
20代半ば、男性
白い翡翠のような肌、細くて長い指。
いつもユニークな形のタンブラーを持ち歩いている。
優しい口調で話すので、女子生徒から人気がある。
青来高校の社会科教師で、チュ・ミンとジフンの担任。
先天性心疾患で人工除細動器を埋め込む手術を受けた。
孤独な家庭教育を受け、海外の大学を飛び級で卒業した。
そのおかげで、幼い頃から母の実家が経営する私立学校財団で教鞭をとるようになった。
変わった頭脳の持ち主で、パソコンが趣味なおかげで、ハッキングに関してはとんでもない技術を持っている。
チャ・レヒョン（パク・チョルミン役）
出典：SBS公式サイト
30代、男性
清涼刑務所の刑務官。
矯正官ではあるが、犯罪者が刑務所で更生するとは思っていない。
犯罪を犯しているにもかかわらず、恥ずかしげもなくよく食べ、よく眠る受刑者を見れば、韓国という国が間違っていると思うだけだ。
クォン・ソクジュは、この社会的矛盾を最もよく示した人物である。
何不自由なく育ったのに、殺人という重罪を犯している。
その上、刑務所の中でも特権を享受している。
だから、ことあるごとにクォン・ソクジュに喧嘩を売り、特権にブレーキをかける。
チュ・ヒョンの周辺人物
チェ・ユファ（チェ・ドヒ役）
出典：SBS公式サイト
30代前半、女性
元SBNS記者でワイドショーの司会者。
常に自信に満ち、自分の正義感や才能に疑いを持たない。
自らを天性のリーダーであり、大衆を導く才能があると考えている。
真実を探るよりも、自分の好みに合わせて真実を作り上げるのが上手く、社会扇動が得意。
2年前、発覚した警察の隠蔽工作を、新米警察官のチュ・ヒョンを説得してスクープした時もそうだった。
真実を、より効果的に明らかにする。
調味料をひとつまみ加えて、より刺激的に。
あの事件のせいで、チュ・ヒョンはいまだに彼女を恨んでいる。
チュ・ヒョンの勇敢な内部告発のおかげで、ドヒは韓国ジャーナリスト協会が主催する賞を総なめにしたし、チュ・ヒョンも特別昇進の栄誉を享受した。
これ以上のwin-winがあるだろうか！
ドヒは＜国民死刑投票＞の話題性を感じ取り、これを利用することにした。
会社から禁止されていた＜国民死刑投票＞の特別番組を放送した。
案の定、反響は熱狂的だった。
こうして彼女は、組織との共生関係を築くため、より大胆な一歩を踏み出し始める。
クォン・アルム（チュ・ミン役）
出典：SBS公式サイト
19歳、女性
チュ・ヒョンの妹。
元記者のチェ・ドヒに憧れを抱く、記者志望の青来高校3年生。
末っ子らしい愛嬌と強い心、そして愛情を持った魅力的な女子高生。
警察官である姉の影響で、学校では正義の使徒として行動することが多く、＜国民死刑投票＞に反対する姿勢を貫く。
過去に両親の事件で無罪放免になった加害者のことを思うと胸が苦しい。
もし、私の家族を殺した犯人が、巧妙に法を逃れて逃亡したら、許しよりも「復讐」を選ぶのは自明の理だからだ。
ジャーナリストを志す者として、死刑投票と逃亡に過剰な関心があり、パソコンに強いキム・ジフンの手を借り、姉のチュ・ヒョンの捜査を助ける。
ソ・ヨンジュ（キム・ジフン役）
出典：SBS公式サイト
19歳、男性
青来高校3年。
両親を早くに亡くし、医者の祖母と二人暮らし。
成績は中くらい。笑顔が似合いそうな顔はいつも影に隠れている、
教室の一番後ろの窓際に座っていて、まったく存在感がない。
読書量が豊富で、人の心を見通す洞察力はあるものの、他人の目を気にせずひっそりと生きてきた。
ひょんなことからチュ・ヒョンの捜査を手伝うことになる。
チュ・ヒョンとチュ・ミンと関わるにつれ、微笑んでいる自分に気づく。
オ・ジヘ（ヤン・ヘジン役）
出典：SBS公式サイト
60代、女性
セハン病院内科医。ジフンの祖母。
ジフンの良き祖母であろうとするが、思い通りにならないのが世の常。
#アマゾンプライムビデオ #韓国ドラマ #おすすめ韓国ドラマ
