韓国ドラマが国境を超えて日本にやってくると、非常に高い確率でポスターがピンクやキラキラに変わってしまう現象があることをご存知てすか?
さらに、メルヘンチックなタイトルに変更されたり、ストーリーと関係のない奇妙なサブタイトルが付けられたり…。
日本の韓国ドラマ好きが、長い間不満に思っているこの現象。
今回は、代表的な改悪ポスター7選をご紹介します。
韓流ドラマ好きが不満に思うピンクにキラキラポスターの謎
恋愛体質〜30歳になれば大丈夫〜
2019年にJTBCで放送された【恋愛体質】は、同じ家で暮らす30歳を迎えた女性三人の物語。
それぞれ波乱万丈な人生を送りながら30歳を迎え、互いの悲喜こもごもを共有しながらの生活。
30代の日常と恋愛を描いた本作は、韓国の同年代女性の共感を得ました。
ハンムラビ法廷〜初恋はツンデレ判事⁉︎
アイドルグループINFINITEのエルがクールな利己的判事を。
一方、実力派女優Araは、原告や被告人に感情移入してしまう人情家新米判事を熱演。
ビジュアル最強の二人が描くリーガルドラマ【ハンムラビ法廷】。
韓国では、「いまだかつてない判事が来る!」(意訳)みたいなサブタイトルだったのですが…。
随分と今風に改悪されてしまいました。
マン・ツー・マン〜君だけのボディガード〜
国家情報院内部のエリート諜報員K=キム・ソル(パク・ヘジン)。
任務中にソルの前に現れたのはチャ・ドハ(キム・ミンジョン)。
任務遂行のために愛をも利用してきたソルに、いつもとは異なる感情が芽生えてくる。
こちらも、硬派なストーリーを無視したピンク&キラキラに。
応答せよ1994
2012年に韓国でヒットしたドラマ【応答せよ1997】の続編として2013年に放送された【応答せよ1994】。
1994年を舞台に、ソウルに上京した同じ下宿で暮らす学生たちの青春を描いたストーリー。
恋のスケッチ〜応答せよ1988〜
【応答せよ1997】(2012年)と【応答せよ1994】(2013年)に続く【応答せよシリーズ】の第3作目。
ソウルオリンピック開催年1988年を舞台に、ソウルに住む幼なじみ5人とその家族たちの物語。
韓国で放送が開始されると回を追うごとに人気が上昇し、tvNとして開局以来の最高視聴率約19%を最終回に記録した大ヒット作品。
【応答せよシリーズ】は恋愛だけではなく、家族や友情、社会情勢など様々なテーマを盛り込んだ誰もが楽しめる作品なだけに残念です…。
逆賊〜民の英雄ホン・ギルドン〜
15世紀の朝鮮王朝時代、暴君燕山君の悪政に苦しむ民を救うべく闘った実在の義賊洪吉童の活躍を描く。
シリアスな時代物ドラマも、このようにラブリードラマに変身してしまいました。
愛の迷宮〜トンネル〜
実力派イケメン俳優チェ・ジニョクの除隊後初復帰作【愛の迷宮〜トンネル〜】。
愛する妻を残し30年の時を越えて現代にタイムスリップしてしまった主人公の刑事グァンホ(チェ・ジニョク)。
過去に戻るには、ある事件の真相を突き止めなければならない。
自分の帰りを待つ妻のために事件解決を急ぐグァンホ。
時空を越えた愛が感動を誘う、究極のラブロマンス・サスペンスです。
OCN開局以来の過去最高視聴率を記録する歴史的快挙を達成した大ヒット作品。
こちらが今回の改悪ポスター ワースト1位!
第一に韓国ではタイトルだった【トンネル(터널)】が、日本ではサブタイトルになり【愛の迷宮】にタイトルが変更されました。
そして、こちらもお馴染みのピンクにキラキラ。
息を呑む先の読めない展開で、時空を超えた愛を描いた心に響く作品なだけに…。
日本のデザインクオリティーに驚きさえ感じます。