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韓国ドラマ【私たちのブルース】相関図・14人のキャストと8つのストーリを紹介!

イ・ビョンホン、シン・ミナ、キム・ウビン、ハン・ジミンなど、主役級のキャストが勢ぞろいする注目のドラマ【私たちのブルース】。

済州島を舞台に、島で生きる人々を中心に14人が8つのストーリを描いています。
時に、主役級のキャストが脇役、更にはエキストラ的に出演するとっても贅沢なドラマです。

海は全てを包み込む大きな存在でもあり、一度牙を剥けば人の命を奪うこともある。
そんな海とともに生きる島に息づく生活。
だからこそ、人と人との繋がりが大切になってくるのでしょう。
それを煩わしいと思う昨今ですが、どこか懐かしくも羨ましく感じてしまいます。
見ているだけで心温まる、まさにハートウォームドラマ【私たちのブルース】のご紹介です。

【私たちのブルース】人物相関図・キャストとストーリー

韓国ドラマ【私たちのブルース】
出典:tvN公式サイト

【私たちのブルース】概要

原題:우리들의 블루스
英題:
Our Blues
放送日
:2022年4月9日~
エピソード:全20話
放送局:tvN
原作・制作:ノ・ヒギョン、キム・ギュテ
企画:STUDIO DRAGON
配信:Netflix

 

【私たちのブルース】人物相関図

韓国ドラマ【私たちのブルース】人物相関図
出典:tvN公式サイト

 

【私たちのブルース】キャストとストーリー

ハンスとウニ(1話、2話、3話)

韓国ドラマ【私たちのブルース】チェ・ハンス(CAST:チャ・スンウォン)|チョン・ウニ(CAST:イ・ジョンウン)
出典:tvN公式サイト

チェ・ハンス(CAST:チャ・スンウォン)

四十代後半、銀行支店長
家事全般もこなし、酒もタバコもやらない、誰が見ても優しく誠実なサラリーマン。

次男三女の長男に生まれ、父は幼い時に亡くなり、母が一人で生計を立てる貧しい生活だった。
ハンスは勉強し、ソウルの大学に進学。
弟たちは、ハンスの学費のため、腰痛の母のために大学進学を諦め、高校を卒業すると就職した。

ハンスは妻と娘をゴルフ留学のためにアメリカに送り、一人ソウルに残った。
コーチ料、滞在費、大会経費とゴルフ留学にはお金がかかる。
費用を捻出するために住んでいたアパートを売ったが、そのお金さえ底をつき始めた。

そんな時、故郷済州島プルンの銀行支店長の辞令を受ける。

 

チョン・ウニ(CAST:イ・ジョンウン)

四十代後半、鮮魚店経営
鮮魚店を数店舗経営する、市場で一番の金持ちの商売人。

農家の四男一女の長女で、まだ独身。
高校の時、父が脳卒中で亡くなり、母も畑で熱中症で亡くなった。
長女のウニは高校を中退し、市場で魚の商売をしながら弟たちを大学まで出した。

そんなある日、初恋の相手ハンスが済州に現れた。

 

ハンスとウニのストーリー

身なりも気にせず、男たちと肩を並べて市場で働くウニの前に現れたのは、初恋相手のハンス。
金の無心ばかりする周りの男たちと違い、都会的で銀行員のハンスはウニの目には輝いて見えた。
しかし、ハンスは妻子がいる妻帯者。
高まる気持ちを抑えようとしていたウニに、ハンスが離婚間近だと告げる。
同級生で大切な友達でもあるウニにウソをついても、守り抜くものがハンスにはあった。
そのために、ハンスはある計画をたてる。

ヨンオクとジョンジュン(4話、11話、14話、15話)

韓国ドラマ【私たちのブルース】イ・ヨンオク(CAST:ハン・ジミン)|パク・ジョンジュン(CAST:キム・ウビン)
出典:tvN公式サイト

イ・ヨンオク(CAST:ハン・ジミン)

三十半ば、海女1年目
明るく面白く可愛く、無条件に愛らしい素振りで島の男たちを翻弄するヨンオク。
しかし、本当のヨンオクを知る人は少ない。
幼い時に両親を事故で亡くし、18歳まで施設で育った。
施設を出ると、各地で仕事をしながら転々と暮らしていた。
そして今は、済州の海女学校を出て海女として海に潜ったり、海鮮市場で働きながら暮らしている。

 
パク・ジョンジュン(CAST:キム・ウビン)

三十代、船長
済州島のほとんどの人がそうであるように、ジョンジュンも複数の仕事に就いている。
言い換えれば、お金になることであれば何でもする。
海女たちを沖に連れて行く船長として、取れた魚を市場に卸し、市場の客に魚を捌いて売ったりもする。
捨てられたバスを改造して、オシャレに飾り海辺に住むなどロマンチックな一面もある。

船を買った時に借りたローンは全額返済したので、今度は海辺の家を買う計画をたてている。

ヨンオクのことは一目で気に入った。
彼女を見ていると気持ちが明るくなる。
近いうちに告白するつもりだが、あんな軽い女はやめろと弟は言う。
海女の間でも、ヨンオクは嘘つきで、電話を片時も離さないのはおかしい、と悪い評判ばかりだ。

 

ヨンオクとジョンジュンのストーリー

噓つきで軽い女と悪い噂を耳にしても、ヨンオクへの気持ちは変わらないジョンジュン。
一方ヨンオクは、協調性のない態度で海女仲間から孤立し、ある事件をきっかけにそれまで静観していたベテラン海女のチュニまでもが海女を辞めるようヨンオクに告げる。

 

ヨンジュとヒョン(5話)

韓国ドラマ【私たちのブルース】パン・ヨンジュ(CAST:ノ・ユンソ)|チョン・ヒョン(CAST:ペ・ヒョンソン)
出典:tvN公式サイト

パン・ヨンジュ(CAST:ノ・ユンソ)

18歳、高校生
ヨンジュは、自分の事を知らない人がいないこの街から、一日も早く出て行きたいと思っていた。
そして、一年後にはソウル大の医学部に入学して、この島から脱出するはずだった。

ヨンジュは、不動の全校一位の優等生だが、ノリも良く友人からの信頼も厚い。
遊ぶこともあるが度を超えることはない。
それは、娘のことを一番に気にかけてくれる父に対する義理があるから。

幼い頃から上の階に住むヒョンが、自分を好きだということにも気付いていた。

 

チョン・ヒョン(CAST:ペ・ヒョンソン)

18歳、高校生
両親が小学生の時に離婚してから、乱暴な父と二人で暮らしてきた。
いつも騒々しく、乱暴な言葉で怒鳴るだけの父が、ヒョンにはただ無知に見えた。

周りからは弱々しく見えるヒョンだが、不思議とヨンジュの前では力強くなれた。
しかし、ヒョンには分かる。
父のイングォンとヨンジュの父ホシクが、自分たちの交際を絶対に許す訳がないと。

 

ヨンジュとヒョンのストーリー

一年後には大学進学で済州島を脱出できるはずだったヨンジュが、妊娠したことが発覚。
相手は、密かに交際していた上の階に住むヒョン。
道を歩けば誰もが二人を知っている小さな街で、父親同士は顔を見れば怒鳴り合う犬猿の仲。
絶対に誰にも知られずに何とかしなければ…。

 

イングォンとホシク(7話、8話)

韓国ドラマ【私たちのブルース】チョン・インクォン(CAST:パク・ジファン)|パク・ホシク(CAST:チェ・ヨンジュン)
出典:tvN公式サイト

チョン・インクォン(CAST:パク・ジファン)

四十代後半、クッパ屋店主
貧しい家から飛び出し、腕っ節の強さから済州市一帯のナイトクラブを牛耳る頭となった。
妻が堅気の仕事に就いてくれと泣いて頼んでも聞こえなかった。

ある日、街で働く母が自分を見つけて追いかけようとしてトラックに轢かれて亡くなった。
そこでようやく気がついた。
『恥ずかしい人生を歩んではいけない』と。

 

パク・ホシク(CAST:チェ・ヨンジュン)

40代後半、氷店経営
貧しい家に育ったホシクは、結婚して子供ができて金が必要だった。
そのためにギャンブルに手を出し、その事で危ない目にもあったがホシクは変わらなかった。

その日もギャンブルに負けて家に帰ると、妻は家を出てお腹を空かせた3歳のヨンジュが一人でホシクを待っていた。
その瞬間、ホシクは目が覚めた。
そんなホシクを救ってくれたのはウニだった。
信頼できる人に氷屋を任せたいと。
その時から、ホシクは機械のように働いた。
毎日夜明け前に起きて、ヨンジュの朝ごはんを作り、弁当を作り、氷配達をして真面目に働いた。

 

イングォンとホシクのストーリー

ホシクが困った時はイングォンが助ける師弟関係だった二人が今では犬猿の仲に。
ホシクが何を怒っているのか、実はイングォンも分かっていない。
ただ、顔を見れば突っかかってくるホシクの、売られたケンカを買っているだけ。
お互いの子供が交際中で、その上子供まで出来ているなど梅雨とも知らない。

 

ドンソクとソナ(6話、9話、10話、11話)

韓国ドラマ【私たちのブルース】イ・ドンソク(CAST:イ・ビョンホン)|ミン・ソナ(CAST:シン・ミナ)
出典:tvN公式サイト

イ・ドンソク(CAST:イ・ビョンホン)

40代前半、トラックよろず屋
トラックの荷台に野菜や日用雑貨を積み込み、済州の島々の人々に売り歩く商売をしている。
食事も寝るのもトラックの中。
そんな彼を周りは変わった奴だと言うが、彼も人並みに幸せになりたいと思っている。

海女だった姉は19歳で海で死に、船乗りの父も海で死んだ。
母とドンソクは父親の友人の家に身を寄せ暮らし始めるが、ドンソクはその家の子に殴られ、母はそれを気づかぬふりをした。

そんなドンソクが唯一守りたかったのは、初恋相手のソナだった。

 

ミン・ソナ(CAST:シン・ミナ)

主婦
ソナが7歳の時、母が家を出た。
それから父は、ソナと二人で暮らす努力をしたが全て失敗した。
父の故郷にいる叔父に再起するための資金の工面を頼んだが断られた。
前途を経たれた父は、ソナの目の前で車ごと海に落ちた。

大人になったソナは結婚し、息子にも恵まれたが結局離婚してしまった。
夫は鬱病のソナに息子は任せられないと、彼女から息子を奪った。

 

ドンソクとソナのストーリー

観光地の済州島に一人で来たソナは、島の人々の好奇の的になっていた。
そんなソナが海に転落し、海女たちに助けられる事件がおきる。
無事に助けられたソナを、何故かドンソクが何かと世話を焼く。
二人には過去に何かあったようだ。

 

ミランとウニ(12話、13話)

韓国ドラマ【私たちのブルース】コ・ミラン(CAST:オム・ジョンファ)|チョン・ウニ(CAST:イ・ジョンウン)
出典:tvN公式サイト

コ・ミラン(CAST:オム・ジョンファ)

40代後半、マッサージ店社長
可愛くて天真爛漫で遊び心もあるミランは、幼い頃から人気者だった。
しかも、貧しいウニ、イングォンやホシクとも分け隔てなく遊ぶ、完璧な友達。

大人になってソウルで暮らし始め、3回の結婚と離婚を経験した。
一人娘も元夫と海外で暮らしていて、今は一人で暮らしている。

寂しくなった時は、ウニの声を聞くだけで力が出た。
貧しくてもいつも堂々としていて、家族を養う力強さを持ち、ミランが呼べばいつでも済州からソウルに来てくれる友達のウニ。
今では年老いてしまったミランを、いつも綺麗だと言ってくれるウニ。

ミランの心が崩れ落ちてしまったその日も、ミランはウニに会うために済州に向かった。

 

ミランとウニのストーリー

ウニはミランにとって唯一の親友。
しかし、周りから見ればお嬢様とそれに使える召使い。
ウニもその事に気づいているが、高校の時に受けた恩義があるので、大人になった今でも親友ごっこを続けている。
しかし、上辺だけの親友関係にも終わりが…。
果たして、二人の縁は切れてしまうのか、それとも本当の親友になれるのか。

 

チュニとウンギ(16話、17話)

韓国ドラマ【私たちのブルース】ヒョン・チュニ(CAST:コ・ドゥシム)|ソン・ウンギ(CAST:キ・ソユ)
出典:tvN公式サイト

ヒョン・チュニ(CAST:コ・ドゥシム)

ベテランの海人として今でも海に潜り続けている。
生活のためでもあるが、時間を潰すのに労働ほど良いものはない。

嫁いで10年目にやっと授かった双子は幼くして亡くし。
ウニ達と同級生の三番目は、酒に酔って海に落ちて死んだ。
そして、三番目が去ったその年、夫が病気で死んだ。

残った末っ子のマンスは、明るく綺麗な嫁をもらい、5年前に孫もできた。
チュニにとって、たまにかかってくる電話で孫の様子を知ることが楽しみだった。

 

ソン・ウンギ(CAST:キ・ソユ)

6歳、チュニの孫娘。幼稚園児
木浦でお父さんとお母さんと一緒に暮らしている。
お父さんの故郷、済州島には二歳の時に来たことがあるが記憶にはなく、おばあちゃんのチュニはビデオ電話で話したことがあるだけ。

お父さんは、長距離トラックの運転手なので、たまにしか帰ってこないが大好きだった。

来年、家族三人で済州島に移り住むことになっていた。
最初は、友達もいない済州に行くのを嫌がったが、お父さんが『済州には月が百個浮かんでいる。』と言うので済州行きに賛成した。

 

チュニとウンギのストーリー

チュニの唯一存命の息子マンスが事故に遭い瀕死の状態に…。
そうとは知らず、孫のウンギを2週間の約束で預かることに。
魚は食べない、疲れて歩けないと我儘を言うウンギに、どう対応していいか戸惑うチュニ。
そして、マンスと連絡が取れないことにも疑問を持ち始める。
何か良くないことが起きているのではと。

 

オクドンとドンソク(18話、19話、20話)

韓国ドラマ【私たちのブルース】カン・オクドン(CAST:キム・ヘジャ)|イ・ドンソク(CAST:イ・ビョンホン)
出典:tvN公式サイト

カン・オクドン(CAST:キム・ヘジャ)

水が怖いと言う娘を無理に海に入れ、一緒に海女になった。
食べていくためだった。
しかし、その海で娘は命を失った。
夫を奪った海は怖くなかったが、娘を奪った海は嫌いになった。
その時から生きる気力を失い、夫の友人が一緒に暮らそうと言う誘いに従うだけだった。
彼の病気の妻を看病し、彼の子供を自分の子のように育てた。
近所からは『愛人になった』と言われたが気にしなかった。
ドンソクを育てることができて、海に入らないでいられればそれで良かった。

ところが息子のドンソクは『お前のせいで人生がめちゃくちゃだ』と母を責める。

 

オクドンとドンソクのストーリー

男の家に居候していることで、その家の子供に殴られても殴り返すこともできなかったドンソク。
殴られていることを知っているのに、何もしてくれなかった母への恨み。
娘の死を嘆くばかりで、自分を見てくれなかった母への恨み。
恨みをぶつけても、無口なオクドンは何も答えてくれない。
解決の糸口が見えないまま、残されたオクドンの時間はあとわずかとなっていく。