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韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】あらすじ・相関図・キャスト・感想

イ・ナインにとって【ロマンスは別冊付録】が9年振りのドラマ出演。
私生活でもウォンビンと結婚し、男児を出産しているので、本作のダニと重なる部分が多いですね。

イ・ジョンソクは本作の後、2019年3月に入隊したので入隊前最後の作品となりました。
そして、以前よりイ・ナインのファンだと公言していたこともあり、放送前から韓国では話題となっていました。
ファンだったと聞いてこのドラマを見ると、ダニを見つめるあの熱い視線は本物だったのか?と思うほど…。

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】
出典:tvN公式サイト

【ロマンスは別冊付録】あらすじ・相関図・キャスト・感想

ドラマ【ロマンスは別冊付録】概要

原題:로맨스는 별책부록
英題:Romance Is a Bonus Book
演出:イ・ジョンヒョ
脚本:チョン・ヒョンジョン
エピソード:全16話
放送局:tvN
放送開始日:2019年1月26日

 

ドラマ【ロマンスは別冊付録】あらすじ

有名大学卒のカン・ダニ(イ・ナイン)は、大手広告会社の人気コピーライターとして活躍していたが、結婚を機にキャリアを捨て専業主婦に。
夫と娘に囲まれ幸せな生活のはずだったが、夫の事業が傾きだし家庭に不穏な空気が…。
ついには夫に女ができ、ダニは離婚を言い渡されてしまう。追いすがるも夫の気持ちは変わることはなく、9年の結婚生活に終止符をうつ。
生活のため、留学中の娘の費用を稼ぐため、就職面接を受けるダニだが、武器になるはずのキャリアが邪魔をして全滅。
家族で住んでいた家は取り壊し工事が始まり、いよいよ行く場所が無くなってしまったダニ。

一方、ダニにとって実弟のような存在チャ・ウノ(イ・ジョンソク)は、ベストセラー作家で文学界の王子様として若い女性から絶大な人気を得ていた。
その上、出版社キョルの最年少編集者でもある。

ダニは、ウノの家の屋根裏部屋に忍び込んで寝泊まりしていたが、バレてしまい期間限定で同居することに。

そんな中、ウノが働く出版社キョルの求人情報を見つけたダニは、学歴を高卒と偽って面接を受ける。
契約社員ではあるが職を得たダニは、妻でも母でもない自分の居場所を見つけ雑用にも意欲的に取り組んでいた。
一方、初恋の相手であるダニと同居を始めたウノは、隠していた恋心が高まるばかり。

はたして、ダニは長年弟としてしか見ていなかったウノに、恋心を抱けるのか?
そして、ウノの初恋は実るのか。
胸キュン満載のラブロマンスコメディーです。

 

ドラマ【ロマンスは別冊付録】人物相関図

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】人物相関図
出典:tvN公式サイト

 

ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト

イ・ナヨン(カン・ダニ役)

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト|イ・ナヨン(カン・ダニ役)
出典:tvN公式サイト

女、37歳『図書出版キョル』ビジネスサポートチーム新入社員

年齢より若く見える顔立ちと、手入れされたような肌とスタイルはすべて生まれつき。
名門大学を卒業し、卒業前に有名広告会社に入社してコピーライターとして働く。
愛する男性と結婚し、かわいい娘を授かった。
もう大丈夫だろう......と思った瞬間、稲妻が落ちた!
今は1年前に離婚したキャリアブレイク女子。
もう何も残っていない、夫も、家も、預金残高も、若さも。

『売れっ子コピーライター』から『高卒雑用専属契約社員』になり、社会に復帰。

たまたま一緒に暮らすことになった『物知りな弟』チャ・ウノ。
弟のように何でも知っているつもりだったが、最近はよくわからなくなってきた。
おまけに世界一優しい男チ・ソジュンが現れた!
二人の年下男子のせいで止まっていたと思っていた心臓が、10年ぶりに再び動き出す!

 

オ・ウィシク(ホン・ドンミン役)

男、40歳、カン・ダニの元夫
20代でダニと出会い、3年の交際を経て結婚した。
そして、さらに12年間夫婦として暮らしていたが、浮気をしてダニと離婚した。
彼女は謝りもせず、慰謝料も払わなかった。

 

イ・ジウォン(ホン・ジェヒ役)

女、12歳、カン・ダニの娘
小学校3年生のときにいじめられてフィリピンに留学した。
独特の明るい性格で、今はフィリピンになじんでいる。

 

イ・ジョンソク(チャ・ウノ役)

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト|イ・ジョンソク(チャ・ウノ役)
出典:tvN公式サイト

男、32歳 『図書出版キョル』編集長

出版業界最年少の編集長、出す本出す本がベストセラーになる人気小説家、文芸ポッドキャストのホストを務める有名人、クリエイティブ・ライティング学部の非常勤教授。
仕事のときは冷静で厳格な完璧主義者。
人と接するときは温厚で理性的。
デートではバッドボーイになる自由人。

そんなウノが唯一クールになれない相手、それは『物知り姉さん』カン・ダニだ!

偶然の出会いから特別な絆で結ばれたカン・ダニだからこそ、彼は作家の道を歩み、同時に愛を信じなくなった。
カン・ダニは自分とは違い、愛する人と出会い、その人と立派に生きていくと信じて結婚した。
だから、高卒の新入社員として『図書出版キョル』に面接に来たカン・ダニに気絶するほど驚いた!
名門大学の高卒ですか?バツイチですか?

それ以来、カン・ダニとの奇妙な関係が始まる。
家では、姉がよく小言を言い、会社ではビジネスサポートチームの新入社員。
二人の間にブックデザイナーのチ・ソジュンが現れ、何不自由なく生きてきたチャ・ウノの人生に危機が訪れる!!
カン・ダニの隣で自分語りを続けるあいつは何なんだ?

 

チョン・ユジン(ソン・ヘリン役)

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト|チョン・ユジン(ソン・ヘリン役)
出典:tvN公式サイト

女、29歳『図書出版キョル』コンテンツ開発部副編集長

『図書出版キョル』の期待の編集者3年目。
上司からは信頼され、新人からは恐れられる、仕事人間の鏡と呼ばれる女性。

氷の魔女と呼ばれる彼女だが、知らず知らずのうちに素の自分になれるときがある。
先輩のチャ・ウノと一緒にいるときだ。

好きな子はいるみたいだけど、付き合っても長く続かないウノ。
ただ通り過ぎるだけの女になるよりは、認められる後輩になるほうがいいと思うけど、そういう後輩にだけはなりたくない。

魅力的な外見、堂々として知的な性格。
一度でいいからデートしたいと言う男は多いのに、どうして片思いなんかしているのだろう。

プライドの高いチャ・ウノを本気にさせる女とは、いったいどんな女なのか。
まあいい、ソン・ヘリンの辞書には『諦める』という言葉はない。
難題も、最後には解決できる!最後は、努力する私が勝つ!!

 

ウィ・ハジュン(チ・ソジュン役)

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト|ウィ・ハジュン(チ・ソジュン役)
出典:tvN公式サイト

男、29歳、フリーランスのブックデザイナー

業界ではその実力を認められているフリーのブックデザイナー。
兵役中に趣味で絵を学び、その後ブックデザインを始めた。

優しそうな態度と柔らかな笑顔を見ただけで、容易い男だと思ったら大間違いだ。
素直な発言と行動で鋭いフックを放つ術を心得ている猛者だ。
女心を揺さぶる軽いフックを放ち、好奇心旺盛で天真爛漫に突き進む猪突猛進型。

そんなソジュンの直情型が、カン・ダニと出会ったときにも発揮された。
彼女はミステリアスで興味深い女性で、初対面から一気に彼の好奇心を引きつけ、知れば知るほどもっと知りたいと思わせた。
彼女の傍に立つ弟的存在のチャ・ウノが怪しい。

まずはあのウザい男を追い払ってから…。
そう企んでいると何故か、カン・ダニではなく、ウザいチャ・ウノにどんどん近づいているような気がする。

 

図書出版キョル

キム・テウ(キム・ジェミン役)

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト|キム・テウ(キム・ジェミン役)
出典:tvN公式サイト

男、44歳『図書出版キョル』代表

韓国出版業界で5本の指に入る『図書出版キョル』の代表。
10年前、妻の死をきっかけに、不幸に負けたくないと全財産を投げ打って「負けるな、生きろ」という意味の『図書出版キョル』を設立した。
チャ・ウノ、コ・ユソン、ホン・ジホン、ソ・ヨンアは、創業時から変わらぬメンバー。

彼は自分を偉大な "企業家 "であり、文化業界を率いる責任感溢れる "出版人 "であり、山のように強い "大人の男 "だと思っている。
しかし、それは彼の理想とするイメージに過ぎない。
彼にとって売れる本が良い本であり、多くの人に読まれる本が良い本なのだ。

彼が恐れていることは2つ。
ひとつは中2病の症状が出始めている10代前半の小学生の娘2人。
もうひとつは、社員に給料を支払わなければならない月末である。
月末のことを考えるだけで息苦しくなる。

 

キム・ユミ(コ・ユソン役)

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト|キム・ユミ(コ・ユソン役)
出典:tvN公式サイト

女、40歳『図書出版キョル』ディレクター

出版業界で骨のあるマーケターから、成功した独身美女。
電卓のように正確でカリスマ性のある彼女は、誰かがミスをした日には鋭い暴言で1週間泣かせる、まるで魔女のようだ。

身に付けている高級品から察するに、大金を蓄えたようだが、相続する子供もなく、一緒に楽しむ恋人や友人もなく、日常の喜びを知らない。
会社では仕事が第一であり、仕事に個人的な感情が絡むと疲れるだけだ。
しかし、会社を出て誰もいない家に戻ると、魔女でさえ寂しくなる。

 

チョ・ハンチョル(ホン・ジホン役)

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト|チョ・ハンチョル(ホン・ジホン役)
出典:tvN公式サイト

男、45歳 『図書出版キョル』コンテンツ開発部編集チームリーダー

編集歴約20年のベテラン編集者。
隣のおじさんのような温厚でのんびりした中年男だが、根は詩人を夢見たこともある熱血文学少年。
良作を読めば3秒で涙する純度の高い感性と、時代を思索する熱い心の持ち主である。
儲からない新人の小説や、色あせた詩人の詩を出版してくれと言って、代表にしがみつき、困らせることも少なくない。

いつも本と作家のことを考えている。
その実績から出版社を作ってみてはとよく言われるが、興味がない。
会社を経営するとなると、本を作ることだけに集中できないからだ。

しかし、仕事が最優先のため、家庭は常に二の次にならざるを得なかった。
愛想がついた妻から離婚届を渡され、引き止めることもできず言われるがままにハンコを押した。
突如幕が開いた独身生活の第二幕。

 

キム・ソニョン(ソ・ヨンア役)

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト|キム・ソニョン(ソ・ヨンア役)
出典:tvN公式サイト

女、37歳 『図書出版キョル』コンテンツ開発部マーケティングチームリーダー

プロのワーキングマザー・マーケター。
仕事では子どもを言い訳にしない。
仕事で子どもの話題を出した瞬間に、女性が職場でどう扱われるかは明白だ。
自分の実力だけで判断されたいから、どんなに大変でも職場では決して目立ったり笑顔を見せたりしないのが人生のモットー。

新入社員ながら、同い年のダニと打ち解ける。
マーケティングに積極的なダニに関連書籍を薦め、距離を縮めていく。

 

カン・ギドゥン(パク・フン役)

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト|カン・ギドゥン(パク・フン役)
出典:tvN公式サイト

男、27歳『図書出版キョル』コンテンツ開発部マーケティングチーム新人マーケター

彼自身、前世は犬だったかもしれないと考えている。
なぜかって?人が好きで、知らない人にも気後れすることなく話しかけ、会話に共感し、すぐに友達になる。
何より、女性社員が多く働く出版社で、新入社員の男性が上手く立ち回る方法を誰よりも知っている。
3人の強い姉と育ったおかげだ。
あの苦しい日々が役に立って本当にありがたい。

自慢の鋭い感覚は完全に間違っているわけではないが、的中率は7割程度なので、周りから目の敵にされることもしばしば。
とはいえ、明るいし、パワーのあるエネルギーマンなので、彼を嫌う人はいない。

同期入社のジュルが頭痛の種だが、同期への愛は祖国への愛だと、兄のようにジュルを大事にする。
しかし、目を離すと事故を起こすなんてどうかしている。
苦労は絶えないが、ブラックホールのようなジュルの魅力にハマり始めてしまう。

 

パク・ギュヨン(オ・ジユル役)

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト|パク・ギュヨン(オ・ジユル役)
出典:tvN公式サイト

女、27歳『図書出版キョル』コンテンツ開発部編集チーム新入社員

入社初日、母親が会社に大きな花束を送ってきた。
それだけでは終わらず、遅刻する時は母から電話があり、体調が悪くても母から電話がある。
そう、彼女は江南の不動産財閥の一人娘であり、過保護な両親の下で育った箱入り娘だったのです。

出版社に入ったのは、母親の考えた結婚への道筋にすぎず、彼女は出版に興味はない。
ただ、母親が厳選した男性と仲良くなり、母親が選んだ男性と結婚したら、仕事を辞めて主婦になるつもりだ。
必ずしもそういう生き方をしたいわけではないが、そうしない理由もないし、何より母親は間違ったことをしたことがない。
他人に何と言われようと、母親のカードと母親が買う高級バッグが最高だと思っている。

しかし、ヘリンの下で苦しい日々を送っていると、ヘリンを尊敬し始め、次第に本が好きになり始めた。
お母さんの助けを借りずに、一人で夢を生き始めた!

 

イ・グァンフン(イ・スンジン役)

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト|イ・グァンフン(イ・スンジン役)
出典:tvN公式サイト

男、40歳『図書出版キョル』コンテンツ開発部マーケティングチーム営業課長

営業一筋13年の古参マーケター。
同い年の元マーケター、ユソンや後輩のヨンアとは違い、ソーシャルメディア時代を受け入れられず、昔ながらのやり方に固執している。

だから、後輩にはチームリーダーのポジションを、同年代にはディレクターのポジションを取られてしまった。
不公平感と悔しさを感じつつも、フィールドセールスにおいて自分以上の適任者はいないと思っている。

世の中がどう変わろうとも、実際に書店との関係がうまくいって本が売れているのだと思う。

表面的には『世の中変わっているのに、なんで変わらないんだ』と言われても、実は同僚たちは『変わらない彼の安心感』を頼りにしている。

 

チェ・スンユン(ペク・グァンス役)

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト|チェ・スンユン(ペク・グァンス役)
出典:tvN公式サイト

男、36歳『図書出版キョル』コンテンツ開発部マーケティングチーム プロダクションマネージャー

寡黙なので、オフィスでは存在感がまったくないように見える。
実際、印刷所との行き来で事務所にいないことが多いからだが、印刷所では存在感がある。
紙を触るだけで、それがどんな紙で何グラムなのかがわかり、本のコンセプトに合った紙の素材がすぐに思い浮かぶ。
コンテンツ開発部の隠れた才能である。

 

イ・ハウン(チェ・ソンイ役)

韓国ドラマ【ロマンスは別冊付録】キャスト|イ・ハウン(チェ・ソンイ役)
出典:tvN公式サイト

女、29歳 『図書出版キョル』コンテンツ開発部編集チーム社員

編集者4年目。
穏やかで柔らかな性格。
同い年とはいえ、年齢的にはソン・ヘリンの先輩だが、先輩としてまともに扱われたことがないのが悲しい。
新入社員が入ってくると聞き喜んでいたが、新入社員として入ってきたのが歳上ママだったことで先行きはさらに暗くなった。

仕事はキツイし、キャリア志向もないので、会社員の彼氏と結婚して専業主婦になろうと思っていた。
しかし、"なんでオレだけが稼がなきゃいけないの?"と彼氏に言われてショックを受ける。

 

ドラマ【ロマンスは別冊付録】感想

家庭に入りキャリアが途切れてしまうと言うダニの設定は、同じ境遇であれば共感できるはずなのですが、なにせイ・ナインが美しすぎて!
いまいち入り込めなかったのが残念です。
もう一つ、いくら留学しているとは言え、娘をほっときすぎじゃないてすか?とも思いました。細かいことですが。

そして、もちろん出てきます恋のライバル!
ダニを優しく包み込む爽やか青年ソジュン(ウィ・ハジュン)。

家の中に電子錠で閉ざされた部屋があったり、爽やか笑顔の裏に何かあるんじゃ?
と匂わせていますが、殺人や監禁なんかは起きないのでご心配なく。

その他、出版社キョルに勤める面々も個性あふれるメンバーばかり。
共通するのは、皆が本を愛していること。
そこに、韓国ドラマによくある足の引っ張り合いや、騙し合いなんかはなく、良い本を世に出したい、と言う純粋な思いで皆んなが仕事に取り組んでいます。

ダニとウノのラブストーリーだけでなく、働く女性が持つ悩みや苦悩なんかも描かれていて、いろいろと考えさせられるドラマでした。