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韓国ドラマ【SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜】あらすじ・キャスト・感想

2018年 | 全36話

韓国ドラマ【SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜】

【SKYキャッスル】あらすじ・キャスト・感想

【SKYキャッスル】あらすじ

上流階級の中でも選ばれた者しか住むことができない『SKYキャッスル』。

韓国ドラマ【SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜】

そこに住む大学病院医師のジュンサン(チョン・ジュノ)と、妻のソジン(ヨム・ジョンア)は二人の娘の教育方針をめぐって意見が分かれていた。
自分の出世のことで頭がいっぱいで、娘たちの教育に無関心な夫に対して、ソジンは娘イェソの悲願でもあるソウル大学医学部への合格に向け、イェソを懸命にサポートしていた。

韓国ドラマ【SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜】

隣に住むミョンジュの息子ヨンジェがソウル大学医学部に合格したことを知ったソジンは、合格の秘訣を聞き出そうとミョンジュに働きかける。

韓国ドラマ【SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜】

そして、VIP専用の受験コーディネーター説明会の招待状を手に入れる。
そこで、志望校合格率100%、1年に2名の生徒しか受けないというコーディネーターのキム・ジュヨンと出会う。
数日後、クルーズ旅行に行っていたはずのミョンジュが予定より早く戻る。
そしてその夜、夫の猟銃でミョンジュは自殺。
息子の合格で幸せの絶頂だったはずのミョンジュがなぜ?
残されたタブレットには、息子の両親へ向けた復讐メッセージが残されていた。
ミョンジュ一家が去った家に越してきたのはスイム一家。
スイム一家は、子供に勉強を押し付けず、自主性に任せる教育方針。

韓国ドラマ【SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜】

このことがソジンの癇に障り、なにかと衝突を繰り返す。
韓国の学歴至上主義に一石を投じる本作。
サイコスリラー要素もあり、親世代以外も楽しめる作品。

【SKYキャッスル】キャスト

ヨム・ジョンア(ハン・ソジン役)
チョン・ジュノ(カン・ジュンサン役)
キム・ヘユン(カン・イェソ役)
イ・テラン(イ・スイム役)
ユン・セア(ノ・スンヘ役)
オ・ナラ(チン・ジニ役)
キム・ソヒョン(キム・ジュヨン役)

【SKYキャッスル】感想

韓国での初回放送時の視聴率は1.7%でしたが、次第に反響を呼び、最終話の視聴率は23.8%を記録。
『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』の記録を抜き、非地上波チャンネル歴代視聴率第一位になるなど、韓国で社会現象を巻き起こした話題作。

SKYキャッスル』のSKYとは、は韓国最難関とされるソウル大学(S)、高麗大学(K)、延世大学(Y)の頭文字を合わせたもの。
学歴重視の韓国の上流社会では“SKY”でなければ大学じゃないという風潮もあるとか。

毎年韓国の受験シーズンに、遅れた受験生を白バイが試験会場まで送った、みたいなニュースを見ますよね。
それほど、韓国は日本以上の学歴社会なのでしょう。
夫の職業や地位に加えて、子供の学歴までもが母親のステータスとして評価されるという…。
子供にとっては、たまったものじゃありません。
でも、主人公ソジンの娘イェソは、彼女自身が医師を目指し、ソウル大学医学部への入学を熱望しています。

韓国ドラマ【SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜】

子供が希望するのであれば、親はできる限りサポートしたいと思う気持ちは理解できます。
そんな、親の心につけ込むコーディネーターのキム。

韓国ドラマ【SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜】

何かがおかしいと感じた時には、親子共々抜けられないワナに…。

SKYキャッスルの住人に、もう一つの気になる家族がいます。
大学教授チャ・ミニョク一家です。

韓国ドラマ【SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜】

従順な妻スンヘ、ハーバード大学に留学中の長女、大学受験を控える高校生の双子の息子たち。
このミニョクがひどいモラハラ夫で、人格否定しまくり、ピラミッドの頂点に行くためと言って、息子たちに奴隷のように勉強させるという悪行を続けているんです。
妻も息子も小さな抵抗はするのですが、ミニョクの価値観を変えることはできず。
この家族がどうなっていくのかも見どころです。

受験戦争だけではなく、家族の在り方をも問う本作。
Netflixでは、1話40分ほどの36話で配信されています。
少し長いですが、中身がギューっと詰まった作品で、話数が進むほどに入り込んでしまいました。