出世街道を突き進んでいた裁判官が、期せずして公益弁護士になることで繰り広げられるドタバタ満載のヒューマン法廷韓国ドラマ【プロボノ: アナタの正義救います!】。
プロボノとは
弁護士が報酬を受け取らずに、公共の利益のために無償で提供する活動のこと。
福祉団体や人権擁護団体への法的な支援、難民申請のサポート、災害被災者への法教育など、さまざまな形で実施される。
弁護士にとって重要な社会貢献活動の一つ。

出典:tvN公式サイト
韓国ドラマ【プロボノ: アナタの正義救います!】あらすじ・相関図・キャスト
韓国ドラマ【プロボノ: アナタの正義救います!】基本情報
原題:프로보노
英題:PROBONO
演出:キム・ソンユン
脚本:ムン・ユソク
エピソード:全12話
放送局:tvN
放送開始日:2025年12月6日
韓国ドラマ【プロボノ: アナタの正義救います!】あらすじ
出世にしか興味のなかった俗物判事が、一夜にして多くの人望と輝かしいキャリアを失ってしまった。
救いの手を差し伸べたのは、大手事務所の日光が当たらない廊下の隅にある、売上ゼロのプロボノチーム。
再起を図る中で、知ることのなかったつましく暮らす人たちと出会い、希望と使命を見いだしていく。
韓国ドラマ【プロボノ: アナタの正義救います!】人物相関図

出典:tvN公式サイト
韓国ドラマ【プロボノ: アナタの正義救います!】キャスト
チョン・ギョンホ(カン・ダウィット役)

出典:tvN公式サイト
43歳/公益弁護士となった元裁判官
成功に執着するキャリア志向の裁判官。
完璧無欠で、頭脳明晰、スーツ姿も完璧だ。
学問だけの他の判事とは違い、自己アピールも巧みで確固たる社会的地位を確立した。
高卒だが、実力では誰にも負けないと確信しており、実力だけでは評価されないことも理解しているため、「おべっか使いの判事」役もいとわず、権力者には適切なタイミングで適切なへつらいを捧げる。
こうして裁判所上層部の寵愛を一身に受けてきたダウィットは、過去15年で彗星のごとく頭角を現した。
今や汚職捜査部門最年少の主席判事となり、最高裁判事という夢の地位を手中に収めている。
しかし、ダウィットの運命は、自覚すらない過ちによって一夜にして打ち砕かれる。
幸いトップ法律事務所O&Partnersが最初に声をかけてくれたが、江南の景色が見えるパートナーオフィスを想像していたダウィットは、日当たりの悪い廊下の奥にあるプロボノチームに配属された。
それは公益訴訟チーム、プロボノ案件専門の部署だった。
事務所の収益には一切貢献せず、ただ会社を支えるだけのこのチームで、勝訴率70%を達成すれば復帰の足掛かりを提供すると約束された。
しかし、俺があの負け犬どもと一緒に?
環境保護や動物愛護を口にする頭の中が花畑のガキどもと?
「戻りたい!」
ダウィットは泣き叫び、些細な問題でチームと衝突する。
しかし、彼は理解し始めていた。
負けることさえ意味を持つのだと。
それが公益弁護士が他の弁護士と違う点なのだ。
ソ・ジュヨン(パク・ギプム役)

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31歳/公益訴訟専門プロボノチーム所属弁護士
一度ハマるとオタクのように最後まで追求するタイプ。
素敵なものを見ると、無邪気に胸が高鳴る純粋な心を持っている。
ところがロースクールを首席で卒業し、一流法律事務所O&Partnersに入所し、実際に夢見ていた弁護士生活を始めるときには、まったく胸が高鳴ることはなかった。
毎日の仕事のほとんどは、ギプムが愛した美しい法条文の穴を探し、その法に頼る善良な市民たちの後頭部を殴る仕事だった。
だからギプムは、社内掲示板でプロボノチーム新設の告知を見るやいなや応募した。
誰もが入りたくてたまらないM&Aチームを捨てて公益活動をするという話に、上司は全く信じられない様子で「政治的な野心があるのか?」と詰め寄ったが構わなかった。
久しぶりに心臓が高鳴ったから。
第一印象は最悪だったが、到底勝てない事件を魔法のように解決するダウィットまで加わり、狂ったように心臓が鼓動し始める!
しまった、第一印象は正しかった。
法律オタクのギプムが法律条文と判例を突きつけても、ダウィットは首を横に振る。
法律条文なんて見せかけの飾り物だと、ちょくちょく法律を無視する。
一体どうやってあのような人間が10年以上も判事を務めてきたのか?
それでも少しずつ変わっていくダウィットに信頼が積み重なっていたその時、今度は思いもよらなかったダウィットの秘密と直面し、ギプムは再び苦悩に陥る!
プロボノチームメンバー
ユン・ナム(チャン・ヨンシル役)

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37歳/8年目の公益弁護士、キノコオタク
プロボノチームメンバーの中で唯一公益弁護士の経歴を持つ。
ロースクール在学中から障害者人権団体でインターンとして働き、卒業後は常勤弁護士として活動してきた。
噂では、あらゆる過激なデモ現場で戦ったことがあり、留置場に連行されたことも多いというが、普段の様子からは到底想像がつかない。
のんびりしているのか、思考がポジティブなのか、廊下の隅で日光が当たらないからキノコがよく育つと喜んでいる。
工大出身で器用なため、何でも作り、修理も得意だ。
現場に出ると法律相談より、障害者の家の机や椅子を直したり詰まった配管を修理するのに忙しく、コンピューターに関しては博士級で、重要な瞬間に決定的な証拠を次々と見つけ出すこともある。
時折、怪しいほど財界の事情に詳しい様子を見せるが、元々様々な経験が豊富なせいか、チームメンバーは「そういう人なんだ」と流す雰囲気だ。
ソ・へウォン(ユ・ナンヒ役)

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29歳/戦闘力満点の公益弁護士、プロボノチーム最年少
末っ子らしく意気込みに溢れ、チーム内で最も戦闘的。
小柄な体格が信じられないほど力も強く、根性もある。
自分みたいな臆病者でも生きていける世界を作りたくて公益弁護士になった。
ナンヒは困難な時期にこそ輝く人物である。
カン・ヒョンソク(ファン・ジュンウ役)

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31歳/生計型公益弁護士
他のプロボノチームメンバーとは異なる本心と価値観の持ち主。
ロースクールの成績が悪く、法律事務所の面接は全て落ち、ようやくプロボノチームに来たものの、努力して何とかM&Aチームの弁護士として出世する夢に胸を膨らませている。
そんな本心を隠して働いていたジュンウの前に突然現れた現実主義の頂点、カン・ダウィットは天が授けたメンターでありロールモデル。
即座にダウィットオタク、ダウィット信奉者となり、彼の全ての行動にこっそり感嘆するが、本人だけがこっそりと思っているだけで、実はチームメンバーはとっくに気づいている。
俗物で野心家だが、表情を見ただけで何を考えているか丸見えで、ずるをしようとしても大した悪役にはなれない、小心者の純真なタイプなので憎めない。
