松田奈緒子の大人気コミック『重版出来!』が原作の韓国ドラマ【今日のウェブトゥーン】。
『重版出来!』は柔道でオリンピック出場を目指していた主人公が、怪我で夢を諦め、出版会社で週刊漫画誌の担当として奮闘する漫画です。
ドラマ【今日のウェブトゥーン】では、時代に合わせて漫画雑誌からウェブトゥーンに変わっています。
ウェブトゥーンは昨今の韓国で社会現象を巻き起こすほどのメディアに成長し、ウェブトゥーン原作の韓国ドラマも増え続けています。
そんな、ウェブトゥーンを生み出す編集部と一癖ある漫画家たちの奮闘を描いたお仕事ドラマ【今日のウェブトゥーン】を紹介します。
ドラマ【今日のウェブトゥーン】あらすじ・相関図・キャスト紹介
- ドラマ【今日のウェブトゥーン】あらすじ・相関図・キャスト紹介
出典:SBS公式サイト
ドラマ【今日のウェブトゥーン】概要
原題:오늘의 웹툰(英題:Today’s Webtoon)
演出:チョ·スウォン、キム·ヨンファン
脚本:チョ・イェラン、イ・ジェウン
原作:松田奈緒子『重版出来!』
放送局:SBS(毎週金土放送)
放送開始:2022年7月29日
エピソード:全16話
日本配信:Amazon Primeビデオ(アマゾンプライムビデオ)
配信開始日:2022年11月29日
ドラマ【今日のウェブトゥーン】あらすじ
元柔道選手のオン・マウムは、NEON主催のウェブトゥーンのイベントのアルバイト中に、大好きな漫画家と会えて大喜び。
これがきっかけとなり、マウムはNEONの求人募集に応募し、一度は不合格となるもウェブトゥーン部に契約社員として就職が決まるのだった。
彼女と同じく、ウェブトゥーン部に配属されたク・ジュニョンは、配属先が会社の花形部署ではないことに不満を抱えていた。
2人はそれぞれ先輩と共に仕事を開始し、ジュニョンは慣れない漫画を読み続け、早速疲れを見せる。
一方、漫画家との打ち合わせに向かったマウムは、副編集長のソク・ジヒョンに納期管理の重要性を説かれるが、その後思わぬトラブルに見舞われてしまう。
ドラマ【今日のウェブトゥーン】人物相関図
出典:SBS公式サイト
ドラマ【今日のウェブトゥーン】キャスト
キム・セジョン(オン・マウム役)
出典:SBS公式サイト
NEON社ウェブトゥーン編集部新入社員
#女、26歳
フードファイターに負けないほどの大食いで、格闘家の証である餃子耳と犬並みの臭覚を持つマウムは柔道の国家代表候補だった。
幼い頃から柔道の才能があったマウムは、この道が運命だと自然に受け入れた。
だが、オリンピック韓国代表選抜大会で挫折し、『オリンピック金メダル』の夢は絶たれた。
人生の新しい道を探していると、奇跡的に有名IT企業であるNEONに入社することができた。
ただ、他の合格者とは違いマウムには「1年契約職』という条件がついた。
しかし、ウェブトゥーン編集部も成果が残せなければ1年後に廃部する部署。
これも運命と思い、マウムは自分とこのチームが来年も働き続けられるよう最善を尽くす。
チェ・ダニエル(ソク・ジヒョン役)
出典:SBS公式サイト
NEON社ウェブトゥーン編集部副編集長
#男、37歳
作家たちや後輩から信頼が厚い優しいサポート役。
編集長のチャン・マンチョルと『ジンジャートゥーン』の編集者として働いていたが、3年前『ジンジャー』サイトの衰退とともに経営陣が突然のサービス終了決定を下し、マンチョルと共にNEONに来ることになった。
マウムが新入社員時代の自分に似ているからか、真のウェブトゥーン編集者に成長できるようマウムを助けている。
そして、1年以内に何としても大ヒットを出してこのチームを存続させ、マウムを正社員にさせたいと思っている。
ナム・ユンス(ク・ジュニョン役)
出典:SBS公式サイト
NEON社ウェブトゥーン編集部新入社員
#男、26歳
IQ150のエリート街道だけを歩いてきた新入社員。
彼の人生に失敗はなかった。
頭脳明晰で秀麗なルックスもあり、どんな集団の中でも注目される存在。
平昌洞の高級住宅に一人で住む彼を見て、人々は人生とは果たして公平なのかと疑問に感じるかもしれないが、彼の本当の事情は知らないまま。
ジュニョンは確信していた。
自分は他の同期とは異なり、会社の核心的人材として育てられるだろうと。
ところが、自分が配置されたのは会社の核心ではなくサービス開始直後のウェブトゥーン編集部だった。
きっと何かの間違いだ。
ジュニョンはなかなか業務に適応できない。
生涯を優等生として生きてきたので、漫画を知らないという理由でここでは劣等生なのだ。
パク・ホサン(チャン・マンチョル役)
出典:SBS公式サイト
NEON社ウェブトゥーン編集部編集長
#男、49歳
20年間漫画編集者として働き、漫画雑誌時代からウェブトゥーンの時代まで生き残った化石編集者。
売れる漫画と売れる作家を見極める鋭い目を持っている。
漫画雑誌閉刊、ウェブトゥーンサービス終了など経験してきたが、一緒に働いたほとんどの漫画家たちがマンチョルと共にNEONに移ってくれたのは彼の生まれ持っての人徳のおかげだ。
ウェブトゥーン業界はサメがひしめく水槽のような場所だ。
ちょっと売れ始めれば皆が群がる。
社外では他のウェブトゥーンサービスと激しく競争し、社内ではウェブトゥーン編集部の予算を削ろうとする役員たちと戦わなければならない。
しかし、マンチョルの漫画に対するロマンは健在だ。
ヤン・ヒョンミン(クォン・ヨンベ役)
出典:SBS公式サイト
NEON社ウェブトゥーン編集部NO.3
#男、37歳
退勤時間をナイフのように守り、有給休暇もすべて使う。
そんな中でも、やるべきことは全てこなしているので誰も文句は言わない。
お金をたくさん稼ぐ作品が最高の芸術作品だというのが彼の持論だ。
そのため、ヨンベが担当する作品はヒット数と収益で上位を占めている。
業界内でヨンベは『新人たちの墓』と呼ばれるが、彼は自分がそう呼ばれることをあまり気にしない。
どうせそんな事を言っているのはウェブトゥーン作家志望の新人であり代わりははいくらでもいる。
カン・レヨン(キ・ユミ役)
出典:SBS公式サイト
NEON社ウェブトゥーン編集部
#女、33歳
仕事ができて話しもうまく性格まで良い。
正にNEONウェブトゥーン編集部のエースだ。
ウェブトゥーン作家の間でも評判が良く、担当して欲しいと思う作家が多いプロフェッショナル編集者。
アン・テファン(チェ・ドゥヒ役)
出典:SBS公式サイト
NEON社ウェブトゥーン編集部
#男、33歳
ドゥヒは漫画家を本当に尊重する。
創作は高貴なことであり、その仕事をこなす作家たちは特別な人々だと思うドゥヒは漫画家を心から尊重している。
編集者である自分は、彼らが最大限の創作力を発揮できるように静かにサポートするだけ。
ところが最近自分が担当しているウェブトゥーン作家オ・ユンが次回作の執筆でスランプに陥って連載中断の危機になり混乱している。
影として存在していた私のせいで、逆に作家を追い込んでしまったのか?
チェ・ドゥヒ編集者の人生最大の危機だ。
ウェブトゥーン作家
キム・ガプス(ペク・オジン役)
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#男、60歳
経歴30年の韓国漫画界の巨匠。
連載していた雑誌が休刊になってから、人気シリーズ『龍の夢』をウェブトゥーンにリニューアルしてNEONに連載している。
オジンはアシスタントたちの作品もよく見ていて、才能あるアシスタントにはデビューを促すので漫画界で人望が高い。
キム・ドフン(シン・テリュク役)
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#男、22歳
NEONのウェブトゥーンキャンプ(新人作家発掘公募)に参加したオタクで天才新人作家。
ホスピス病棟で療養保護士として働いている。
日中は仕事をして絶えずストーリーを想像し、夜に家に帰り、そのストーリーを漫画で吐き出すように描く。
正式に絵を学んだことがなく、絵が非常に苦手だが、漫画的演出はキャリア作家たちに劣らないと評価を受けている。
チョン・ヘヨン(ク・スルア役)
出典:SBS公式サイト
#女、23歳
繊細で美しい絵を描く作家。
大学卒業前、軽い気持ちでNEONのウェブトゥーンキャンプに応募して合格した。
頭では他の大学生のように就職活動するのが正しいと分かっていながら、長年夢見てきたことが現実になるかもしれないと希望も捨てきれないでいた。
しかし理想と現実は違った。
デビューは容易ではなかったし、まわりからは『そんな夢はあきらめろ』という現実的なプレッシャーも厳しくなり、思い悩みすぎて疲れていく。
ハ・ユリ(ポム役)
出典:SBS公式サイト
#女、24歳
NEONウェブトゥーンでヒット作品数1位のウェブトゥーンの作家。
素人漫画掲示板に連載した漫画が好評で、様々なプラットフォームからラブコールを受けたポムはNEONで正式に連載を始めた。
その後も女性の間で爆発的な人気を得て、今では業界トップクラスの作家に登りつめた。
イム・チョルス(ナ・ガンナム役)
出典:SBS公式サイト
#男、40歳
ネオンの代表作品『亀尾姫』のウェブトゥーン作家。
ずっとチャン・マンチョルとの義理を守っている。
ジンジャートゥーンで連載していた大ヒット作『亀尾姫』がNEONに移り、NEONのウェブトゥーンサービスの急成長を後押しした。
だが、彼女のチ・ハンスルは締め切りのストレスに苦しむガンナムを更に苦しめる…
ガンナムが構ってくれないと家を出るようになった。
そんな彼女を連れ戻すのがガンナムの担当編集者たちの主要業務になったほど。
ペク・ソックァン(イム・ドンヒ役)
出典:SBS公式サイト
#男、34歳
10年間オジンの下で働いたアシスタント。
大学卒業直後、オジンのアシスタントに合格し、そのことがドンヒの人生で最も嬉しいことであり、自分の夢にあと少しのところまで来たと思った。
しかし、公募しても落ち続ける生活が10年目に入ると、希望も自信もなくなり自責するようになる。
ソン・ドンウン(オ・ユン役)
出典:SBS公式サイト
#男、30歳
ウェブトゥーン作家兼タレント。
前作のギャグ漫画が大ヒットし、その漫画を描いた作家が漫画家とは思えないほどのハンサムだという事実がさらに話題になって突然スターダムに登った。
その後、テレビ出演でさらに人気を得て、ウェブトゥーン作家よりテレビタレントとして有名になった。
まわりは、オ・ユンが漫画よりタレント活動に軸足を置くと予想したが、意外にも彼は漫画に本気だった。
彼は突然タレント活動を辞め、次回作の準備をすると言い出した。
しかし、新しいジャンルに挑戦しようとする彼の試みは思ったよりも難しかった。
チャン・ソンユン(イ・ウジン役)
出典:SBS公式サイト
#女、22歳
幼い頃、リトルリーグで活躍した経験をもとに野球漫画『フルカウント』を描き、ネオンのウェブトゥーンキャンプに参加した新人作家。
マウムの家族
コ・チャンソク(オン・ギボン役)
出典:SBS公式サイト
#マウムの父、50代
高校柔道部のコーチ。
最初の娘であるマウムが柔道に興味と素質を見せると、彼女をオリンピック金メダリストにしたいと思い出した。
マウムが柔道を辞めた今でも、もう一度オリンピックに挑戦させたいと諦められずにいる。
しかし、マウムを説得することは簡単ではない。
ファン・ヨンヒ(ファン・ミオク役)
出典:SBS公式サイト
#マウムの母、50代
漫画喫茶の社長で、生活力はあるが穏やかで心は少女のような人物。
幼い頃から少女漫画が好きで、趣味が高じて漫画喫茶を運営している。
マウムがウェブトゥーン編集者になると言った時、唯一信じて支持してくれた人。
カン・ソア(オン・ヌリ役)
出典:SBS公式サイト
#マウムの妹、23歳
マウムの3歳下の妹。
幼い時は、親の関心が柔道に打ち込む姉だけに向けられていたことを不満に思ったりもしたが、今はかなり仲の良い姉妹だ。
でも、お姉さんも知らない秘密の趣味がある…
その他の人々
ペク・ジュヒ(ユン・テヒ役)
出典:SBS公式サイト
NEONサービス代表取締役
#女、40代
NEONの代表取締役で、ウェブトゥーンサービスを立ち上げ、直接チャン・マンチョルと編集部をスカウトした。
サービスを立ち上げて3年目になり、そろそろ成果が出なければこれ以上待つ気はない。
ハ・ドグォン(ホ・グァンヨン役)
出典:SBS公式サイト
ネオンサービスコンテンツ本部長
#男、40代
NEONポータル内のコンテンツサービスを担当する本部長で、内心ではテヒの席を狙っている。
本社出身で構成された他の部署とは異なり、外部の人材で構成されたウェブトゥーン部門が妙に気に障る。
チン・イェソル(チ・ハンスル役)
出典:SBS公式サイト
#30歳
ナ・ガンナムのガールフレンド。
数百万のインスタフォロワーたちの関心を集めているが、ただ一人、ナ・ガンナムの関心を得られず寂しい思いをしている。
いつも締め切りが優先で、自分は後回しにされているようで寂しい。
物理的に一緒に過ごす時間がないのはある程度理解しているが、頭の中で漫画の女主人公を思い描いていることが本当に我慢できない。
ナム・ボラ(チャン・ヘミ役)
出典:SBS公式サイト
ヤングトゥーン副編集長
#女、35歳
昔、NEONのウェブトゥーン編集部の人々とジンジャートゥーンで数年間一緒に働いていたが、ジンジャートゥンサービス終了直後、ヤングトゥーンの副編集長からスカウト提案を受けて離職した。
野心的で真っ直ぐで堂々とした魔性の女性。
プライドが強く、傷つくより先に傷つけようとするタイプ。