サヴァン症候群の青年が小児外科医を目指し成長していくドラマ【グッド・ドクター】のチュウォンが、前代未聞のハードアクションに挑んだNetflixオリジナル映画【カーター】。
撮影にあたり、かなりの肉体改造を行ったそうで、ほとんどのシーンをスタントマンなしでチュウォン自身が演じているそうです。
大迫力のノンストップアクションムービー【カーター】は、Netflix独占配信中です!
韓国映画【カーター】あらすじ・キャスト・感想
出典:Netflix公式サイト
映画【カーター】概要
原題:카터(英題:Carter)
監督・脚本:チョン・ビョンギル
配信開始日:2022年8月5日
配信元:NETFLIX(2時間14分)
映画【カーター】あらすじ
感染者をゾンビのような暴力的な人間に変えてしまう、恐ろしいウイルスが猛威を振るう米国と北朝鮮は致命的なパンデミックの只中にいる。
治癒不可と言われるウイルス感染者の中で唯一の治癒者は、チョン・ビョンホ博士が治療した娘ハナ。
抗体からワクチンを作るため、北朝鮮に向かっていた博士とハナは何者かに拉致されてしまう。
一方、ソウルのモーテルで血まみれのベッドで目覚めた男は、過去の記憶がなく、自分が誰なのか、なぜここにいるのか思い出せずにいた。
耳の中の装置から聞こえる女性の声は、彼の名前はカーターであり、生き延びるためには彼女の指示に従う必要があることを彼に伝える。
直後、武装したCIAが部屋に突入し、カーターに博士の居場所を問い詰める。
女性の声に従い、CIAから逃れたカーターに課せられた任務は、連れ去られた博士の娘ハナを救出し、北朝鮮に送り届けること。
CIAや北朝鮮の反政府軍の執拗な襲撃を、卓越した戦闘能力で切り抜けるカーター。
臨場感あふれるスリルアクションムービー!
映画【カーター】キャスト
チュウォン(カーター・リー|マイケル・ベイン役)
出典:Netflix公式サイト
ソウルのモーテルで目覚めた男。
過去の記憶がなく、耳の装置から聞こえる女性の声は彼がカーター・リーだと伝えるが、CIAは彼を元CIAエージェントのマイケル・ペインだと言う。
何が本当で、誰を信じれば良いのか…。
しかし、感染したと言われる自分の娘のために、抗体を持つハナを救出しなければ、きっと後悔する。
そんな思いで、決死の救出劇に挑む。
チュウォン プロフィール
生年月日:1987年9月30日
身長:185cm
主な出演作品:
ドラマ【グッド・ドクター】(2013年)
ドラマ【ヨンパリ】(2015年)
映画【ファッション王】(2014年)
チョン・ソリ(ハン・ジョンヒ役)
出典:Netflix公式サイト
カーターの耳の声の主で、北朝鮮労働党に働くエリート軍人。
カーターに適切な指示を与え、幾度となく命を救う。
そして、自分はカーターの妻であることを明かす。
キム・ボミン(チョン・ハナ役)
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唯一この新種ウイルスの抗体を持つ少女。
先に解放された父親の博士が待つ北朝鮮に向かうため、カーターとともに危険な道を行く。
チョン・ビョンホ(チョン・ジェヨン役)
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ハナの父親で、世界で唯一このウイルスの治療に成功した博士。
ハナとともに拉致されたが、先に解放され無事に北朝鮮に着きハナの到着を待つ。
イ・ソンジェ(キム・ジョンヒョク役)
出典:Netflix公式サイト
北朝鮮の中将。
ウイルスによるパンデミックの混乱に乗じて、政権奪取を目論む。
カミラ・ベル(アグネス役)
出典:Netflix公式サイト
CIA要因として韓国で活動中。
カーターの元恋人で、彼がマイケル・ペインとしてCIAで働いていたことを明かす。
映画【カーター】感想
序盤から血飛沫ブシャー!の乱闘アクションが繰り広げられ、おいおい人殺しすぎじゃ?なんて考えは甘く、息つく暇なく最後まで続く正にノンストップアクション。
映画史上、一人が殺した人数トップ10に入るんじゃないかと勝手に思ってます。
ワンカット・ワンアクションという特殊なカメラワークで撮られているので臨場感がハンパなく。
まるでその場にいる様な感覚を味わえます。
ただ、遊園地の3Dアトラクションに酔ってしまう方は、映像酔いしてしまうかもしれません。
しかも、このアクションをCGを使わず、すべてリアルなアクションで表現しているというから驚きです。
ストーリーは、世界の危機を救うヒーロー物と言うより、娘の命を救うために自分の命を顧みず戦う父親でしょうか。
しかし、当の本人は過去の記憶がないので、娘に対する思い入れもなく…。
そんな状況でも、耳の中に聞こえる声(奥さん)は、記憶は消されてもどこか懐かしさを覚えたのでしょう。
声に従って躊躇なく、バッサバッサと敵を倒していきます。
そして、ラストシーンは次のシーズンへと続く伏線を投下する形で終わっています。
今のところ、続編の制作は発表されていません。
素人目にも『お金かかってそう』と思ってしまうので、加入者数が右肩下がりのNETFLIXでは続編の制作は難しいかもしれませんね。