2020年 | 全16話
【青春の記録】あらすじ・キャスト・感想
【青春の記録】あらすじ
各国の大使館公邸や、芸能人や財閥セレブの邸宅が立ち並ぶ閑静な住宅街、漢南洞(ハンナムドン)。
そこに住む庶民のヘジュン(パク・ボゴム)は、モデルから俳優を目指していた。
一方、近くに住む小学生からの親友ヘヒョ(ピョン・ウソク)は裕福な家庭に育つ。
ヘヒョも同様に、モデルから俳優になり、一足先に有名人の仲間入りをはたしていた。
ある日、ファッションショーの仕事に向かうヘジュンとヘヒョ。
ヘジュンのメイクを担当したのは、メイクアップアーティストの夢を追いかけている見習いのジョンハ(パク・ソダム)。
日々の努力もあり、店長からこの仕事に抜擢されたのだが、それを良く思わない先輩からキツい言葉を言われる。
落ち込み、涙を流すジョンハを見かけたヘジュンは声を掛けなぐさめる。
歳が近いこともあり話は弾み、落ち込んでいたジョンハも笑顔を見せる。
仕事の厳しさを忘れられる、心落ち着く時間を過ごしながら、二人は次第に距離を縮めていく。
三人の若者がそれぞれの夢を追いかけ、挫折を味わいながら成長していく青春ラブストーリー。
【青春の記録】キャスト
パク・ボゴム(サ・ヘジュン役)
パク・ソダム(アン・ジョンハ役)
ピョン・ウソク(ウォン・ヘヒョ役)
【青春の記録】感想
主演のパク・ボゴム本人も、厳しい家庭環境で育ったこともあるので、本作「青春の記録」のヘジュン役と重なる部分がありますね。
さらに、ボゴムの入隊前最後の作品と言うことで、かなり話題となりました。
一足先に成功をつかんだヘヒョを追いかけるように、着実にチャンスをつかんでいくヘジュン。
次第に、ヘジュンの人気はヘヒョを上回っていく。
温室で育ってきたヘヒョにとっては、はじめての嫉妬や妬みという感情。
ここで、親友の足を引っ張ったりするのか?
と思いきや、兵役に行って少し距離を置くことで、自分を見つめなおす!という大人の対応。
ジョンハについても、実は出会う前から無名のヘジュンの大ファンだったんです。
それなのに、恋人関係になっても、浮かれることなく仕事に、自分の夢の実現に頑張り続けます。
こちらも大人。
ちなみに、ジョンハは「パラサイト 半地下の家族」で演技を評価されたパク・ソダムが演じています。
逆に、誠実に夢を追いかけている若者の邪魔をしているのは大人ですね。
ヘジュンの最初の事務所社長は、ギャラを支払わなかったり、成功したヘジュンの足を引っ張ったり。
ひどいものです。
ヘヒョの母親も、過干渉のステージママ。
お金の力で仕事を取ってきたり、ソーシャルメディアを操作したりと、やりたい放題。
しかし、韓国ドラマは悪役が分かりやすいですね。そんな横ヤリを受けながらも、必死に自分の道を進む若者。
まぶしいです!
汚れた心を洗い流してくれる。
そんな青春ドラマでした。
パク・ソジュンが、俳優の先輩としてカメオ出演しています。