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韓国ドラマ【トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜】あらすじ・相関図・キャスト・感想

tvNの開局10周年特別企画として放送されたドラマ【トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜】。
放送開始当初から大きな話題となり、ケーブルテレビとしては異例の高視聴率を記録!
韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる百想芸術大賞を始め、数々の賞を総なめにした話題作です!

韓国ドラマ【トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜】
出典:tvN公式サイト

韓国ドラマ【トッケビ】あらすじ・相関図・キャスト・感想

韓国ドラマ【トッケビ】概要

原題:쓸쓸하고 찬란하神 - 도깨비
英題:Guardian: The Lonely and Great God
脚本:キム・ウンスク
監督:イ・ウンボク
エピソード:全16話
放送局:tvN
放送開始日:2016年12月2日~

 

韓国ドラマ【トッケビ】あらすじ

高麗時代の英雄キム・シン(コン・ユ)。
敵を倒し仲間とともに華々しく国へ帰るが、そこに待っていたのは、嫉妬と猜疑心に取りつかれた若き王だった。
王の命により、仲間ともどもシンは殺されてしまう。
しかし、シンは神の力により"トッケビ"として不滅の命とともに再びよみがえった。
彼を不滅の命から解放できるのは"トッケビの花嫁"と呼ばれるただ一人。

900年以上の時を経て、トッケビは一人の女子高生ウンタク(キム・ゴウン)と出会う。
ウンタクは、彼をトッケビだと見破り、自分は"トッケビの花嫁"だと言い張る。
わずらわしくも、ウンタクのことが気になるトッケビ。

一方、年をとらないトッケビが、周りに怪しまれないよう世話をしているのは、高麗の時代に家臣だった子孫。
この子孫であるドクファ(ユク・ソンジュ)は、お調子者で浪費家。

お金に困ったドクファは、トッケビの家を死神(イ・ドンウク)に貸してしまい、トッケビと死神の奇妙な同居生活が始まる。

長い時を経て、巡り会ったのは探していた人なのか。
不思議な世界観で描く、ファンダジーラブロマンス。

 

韓国ドラマ【トッケビ】人物相関図

韓国ドラマ【トッケビ】人物相関図
出典:tvN公式サイト

 

韓国ドラマ【トッケビ】キャスト

コン・ユ(トッケビ|キム・シン 役)

韓国ドラマ【トッケビ】キャスト|コン・ユ(トッケビ|キム・シン 役)
出典:tvN公式サイト

939歳
人々は彼を神と呼んだ。
眼光を光らせて敵を斬る彼の姿は文字通りの武神だったが、自分が守っていた主軍の刃に死んだ。
英雄として生きられず死んでいったキム・シンに、天上の存在は褒美か罰か分からない老いも死もない生を与え、それから935年間トッケビとして生きた。
心臓に剣を差したまま。

『唯一、トッケビの花嫁だけがその剣を抜くだろう。』
ひどくロマンチックな呪いだった。
だから簡単なことだと思ったが、彼が出会ったどんな女性も剣を発見できないまま不滅を生きていたある日。
自分をトッケビの花嫁と言う19歳の少女ウンタクと出会う。
彼にとって、トッケビの花嫁は苦痛から解放され消滅できる道具だった。
言い換えれば、ウンタクは自分を殺すことができる唯一無二の武器だった。

しかし、ウンタクの笑顔に気持ちが揺れ動く。

 

イ・ドンウク(死神役)

韓国ドラマ【トッケビ】キャスト|イ・ドンウク(死神役)
出典:tvN公式サイト

推定30代後半
誰もが彼を見ると驚く。
最初はその美しい顔に、その後は私は死んだのだと自覚する。
生の最後の瞬間を出迎える役を、あんなにセクシーにする必要があるかは疑問だが。
トッケビであるキム・シンと一緒に暮らし、コロコロと変わる神の気まぐれに翻弄されるたびに、前生に何か大きな罪を犯したのかと思うが、前世が何だったのか、人間であったのか全く覚えていない。

そんなある日、偶然出会った女性サニーにめまいを感じた。
初対面なのは間違いないが、何故かずっと恋しい気持ちだった。
サニーの予測不能な行動は想像力を働かせる必要があり、彼の不器用な行動はすべて間違っていた。
それもそのはず、彼はドラマの中の恋愛しか知らなかったからだ。
彼は混乱した。
これは神の計画なのか、それとも何かの間違いなのか?

 

キム・ゴウン(チ・ウンタク役)

韓国ドラマ【トッケビ】キャスト|キム・ゴウン(チ・ウンタク役)
出典:tvN公式サイト

19歳
普通の高校3年生になりたいと思っているが、彼女の人生は生まれてからずっと普通ではなかった。
幼い頃から他人には見えない幽霊が見え、そのせいで、いつも学校では一匹狼だった。
母のいないウンタクは、邪悪な叔母と、叔母にそっくりなその子供たちから激しい虐待に丸10年耐え続けてきた。
人生の不条理の中で、彼女はトッケビに出会った。
そしてウンタクは、トッケビの花嫁になる運命にあった。

ミステリーホラーに乏しかった彼女の人生は、突然ファンタジーという奇妙なジャンルになった。
ろうそくを吹き消すと、必ずトッケビが現れた。
興味本位で呼んだことが癖になり、見ないと寂しくなり、トッケビを待っていると、まだ見ぬ未来を待っているようで心が弾むのだった。
トッケビは感情の起伏が激しく、イライラすることもあるが、胸に剣を刺したまま生きていたらそうもなるかと思い、見守ることにした。
でも、その剣を抜いてくれと言われた。

 

ユ・インナ(サニー役)

韓国ドラマ【トッケビ】キャスト|ユ・インナ(サニー役)
出典:tvN公式サイト

20代後半
天涯孤独の孤児。
人に弱みを見せない生き方が、一番居心地がいいということに早くから気づいていた。
男の外見は内面を映し出す鏡であり、真の愛は銀行口座の残高に感じられる。
誰かの初恋の人になることは、30歳だったサニーにとって世界で一番簡単なことだった。

死神に初めて会ったのは、欲しかった指輪を見つけたときだった。
彼は彼女に屈しなかった最初の男だった。
一目惚れだと決めつけるには、あまりにも悲しい瞳だった。
職業も年齢も過去の経歴も何も明かさず、最初はただのイケメンだと思っていた。
ただ、あの悲しい目がずっと忘れられずにいる。
共感は得意ではないのに。

 

ユク・ソンジェ(ユ・ドクファ役)

韓国ドラマ【トッケビ】キャスト|ユク・ソンジェ(ユ・ドクファ役)
出典:tvN公式サイト

20代中後半
金のスプーンをくわえて生まれてきた、というだけでは足りないほど、韓国経済史の中て絶大な存在のユ家。
漢陽郊外の金銀屋から始まったユ家が大企業に成長したのは、トッケビのおかげである。

一般的な3代目財閥のように、ドクファは反抗することを選択した。
完璧な人生の一時くらいは、そうやって過ごすべきだと思ったからだ。

人は病気になるし、成長もする。
老いも病気もしないトッケビが経験したであろう数々の別れを思い、ドクファは心を痛めた。
気遣いばかりするお兄ちゃんだと思っていたけれど、その心の余裕は辛い経験がそうさせているのだと理解した。

その日から、寄付は匿名で、善行は黙って、と彼は心を入れ替えた。

 

韓国ドラマ【トッケビ】感想

不滅の命から逃れることができないトッケビ。
トッケビであることを知られないよう、人と深く関わることもできず、転々と住む場所を変えなければならない。
そんな孤独を抱えて、生き続ける、甘いマスクのトッケビ演じるコン・ユがなんとも魅力的。

イ・ドンウク演じる死神と同居を始め、なにかとやり合う二人のやりとりがなんとも笑えます。
いい大人が、ちょこちょこ嫌がらせをし合うんですが、これがカワイイんです。
お互い、人に正体を知られてはいけない、という共通点があるので、分かり合える理解者でもあったりするわけで。

とにかく、ふたりの掛け合いはミモノです。

意地悪な親戚の家で暮らすのは、高校生のウンタク。
トッケビとの出会いが、自分の人生を変えるキッカケになるのでは?と期待するわけです。
この状況は、ハリーポッターを思わせますね…。

高校生のウンタクと、大人(実際は900歳以上?)の男性の恋愛を見るのは多少違和感を感じるは私だけでしょうか?

それはさて置き、もう一つの気になる恋の行方は、ウンタクのバイト先のオーナー、サニーと死神。
サニーの気だるい魅力に恋に落ちる死神。

でも、自分は死神だから恋なんて…と葛藤するわけです。
よくある禁じられた恋のファンタジー版ですね。

二組の恋の行方とともに、ファンタジックな世界をお楽しみください。